理学療法士の資格獲得に必ず通る壁、実習と国家試験。実習と国家試験。もう2度としたくないのは?
実習!現役セラピストは多いのではないでしょうか?
今思っても、僕はもう2度とやりたくない。笑
そんな実習でのNG行為や、気を付けるべきこと、心構えを書こうと思います。
実体験や実際にバイザーになって経験していることに基づいているので、参考になれば嬉しいです。
自己紹介
おーーーっす! 未来のセラピスト!現役理学療法士のPTkaaaajumaです。
ポケモンとドラクエが好きで、サッカーを小学校から高校までやってました。
4年制の大学へ進学。留年の危機に見舞われることもあったが、なんとか国家試験も合格。
臨床経験7年で、以前は総合病院に3年、訪問リハビリで4年
現在(今年から)は訪問看護ステーションで勤務しています。
実習生の頃はよく怒られ、うまくいかなくてギリギリ単位を取得できました。
なんなら、実習地の温情で単位もらえたのではないか。そう思うぐらいギリギリでした。
このブログを読んでくださった方々が、少しでも楽に実習を過ごせるように。
自分がやってきたことや、今思えばこうしていればよかったこと等書いていくので、もしよろしければ参考にしてください!
①バイザーといっぱい喋ろう
とにかくいっぱい喋りましょう。ただ、世間話ではなく患者さんのことです。
患者さんについての話題が一番良いかと僕は考えます。その理由としては、
1、患者さんに興味があること(積極性)のアピール。
2、学校で習っていないことが聞ける。
3、患者さんのリハビリのヒントがもらえる。
この2つはとても大事です。僕はバイザーがリハビリをしているところを見て
「これはこういう事かな。帰ったら調べよう。」
と思い特に質問などせずにいました。しかし最後の面談時に
「積極性はもう少しあったほうがいいよ。」と言われてしまったことがあります。
バイザーを経験するとわかるのですが、積極的な学生には教えてあげたくなるものです。
だって学ぶ意欲があるってことですから。なので、リハビリの見学した後の空き時間に
「あの時のあれはこういう目的でされていると考えたのですが、あっていますか?」
というような質問ができれば、「お、この子しっかり考えながら見てくれててんな。」
となります。そうなればバイザーもヒントをくれますよ。
こういうことを聞けるのも学生の特権です!
ちなみに、世間話はバイザーから話してきた時にするほうが良いです。自分からしすぎると、「遊び(喋りに)に来たのか。」と悪い印象になるので要注意です。
②課題の量が多くてしんどい(寝不足)の時は報連相
僕の学生の頃の話になります。3年生の評価実習の時のことでした。
僕は前述で書いていた①のことができていない学生でした。
そのため、まあよく怒られていました。毎日フィードバックは夜の9時ごろまで。
10時過ぎに帰宅し夕食、入浴とう終えたらすぐに課題。終わったら早朝4時や5時。
寝て7時に起きて準備して出発。
こんな生活をしていたので、もちろん病院内で頭は回らず、課題の完成度も低い。
正直生き地獄でした。
30年の人生で最もしんどかった3週間でした。これを読んでくださる方々に、そんな実習を過ごしてほしくないと思い、今回ブログで書いてみようと思い立ちました。
ただ今の自分があるのは「あの時のバイザーみたいになってたまるか。」という反面教師の考えです。
しんどいと言えなかった自分が悪かったな。と今は思いますが、当時はそんなことを相談しても不合格になると考えていましたね。
実習って、社会人になって現場へ出てからも一生忘れません。本当に貴重な時間です。
そんな実習で鬱になり、出席できなくなり単位を落として、PTの夢を諦めた友人もいます。
本当に無理せず、相談して悪循環を断ち切りましょう!
バイザーに相談が難しければ、学校の先生に相談でもいいと思います。
ここだけの話、バイザーは学校の先生には頭上がりませんので。
学校の先生ってすごい人ばっかりなんやでー!笑
学校によっては、途中から実習地を変更してくれるといった、救済処置もあるみたいですよ。
③実習生同士、みんな仲良くやろう
前述にも書いた、実習は一生忘れない。これはいい意味も含んでいます。
僕は臨床実習で一緒だったメンバーは今でも仲良く、2年に1回ほどテレビ通話をしたり、
みんな結婚する前は、集まったりしていました。
しんどい思いをしているのはみんな一緒です。休日の前日はみんなで食事に行ったりしていました。
実習の愚痴であったり、相談もできます。
なんといっても、実習で仲良くなった仲間は、就職同期と同じぐらいの宝物になりますよ!
(他に実習生おらん!ていう実習地もありますよね…)
また、学生を指導する立場になって、うまく実習が過ごせている学生は学生同士、仲良く過ごしている印象もあります。
以上が僕が後悔している点や、学生時代にうまくいった経験です。
僕は実習地(バイザー)ガチャで理学療法士の夢を絶たれた友人のような経験をしてほしくありません。
「楽しい実習」
これが実習生の力を最大限に引き出せる、最大の要因と考えています。
がんばれ実習生!同じステージに来てくれるのを待ってます!
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